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ベル15の開発ブログ

【2022年最新版】J:COMのインターネット速度が遅い問題を解決する方法

導入

みなさんはネットの回線、どこを使っていますか?
フレッツ光でしょうか?NURO光でしょうか?
それとも通信キャリアの光回線(ドコモ光、auひかり、SoftBank光、Rakuten光)でしょうか?


私はケーブルテレビ大手のJ:COM(ジェイコム)を使っています。
J:COM NETを使っていて、普段は問題ないのですが、多くのデータをダウンロードしようとすると速度が遅いと感じることがありました。


そこで、今回はJ:COMを使っていて速度が遅いと感じた場合の解決策を紹介します。
実際に、この方法を使うことで速度が大幅に改善したため、参考にしていただければ嬉しいです。


J:COM NETとは

J:COM NETとは、ケーブルテレビで有名なJ:COMが提供するインターネット接続サービスのことです。
単体で契約することはあまりなく、「スマートお得NET」などのセットプランを契約するとついてきます。

CATV回線と光回線

J:COM NETには、大きく分けて2つの回線があります。
CATV(ケーブルテレビ)回線」と「光回線」です。


CATV回線はケーブルテレビと同じようにネットに接続します。
一方、光回線は光ファイバーを使って、ケーブルテレビとは違う専用線でネットに接続します。


このため、CATV回線は一般的に料金が安い反面、速度が遅いという特徴があります。
逆に、光回線は料金がケーブルテレビ回線に比べて高く、速度が速いです。
ただし、最近は光回線が一般的になり、料金は下がっているのでCATV回線と同等かそれより安い場合もあります。

J:COM NETのコース


2022年11月現在、J:COM NETにはCATV回線のコースが2つ、光回線のコースが3つあります。


速度についてはG(ギガ)のほうがM(メガ)よりも速く、同じ物が使われている場合は数字が大きいほうが速いです。
つまり、速度の速い順に10G>5G>1G>320Mとなります。


当然速度が速いほど料金は高くなります。
一般的には、1Gコース(できれば光回線)を選ぶとちょうどいいと思います。


また、下りと上りの違いについてですが、データをダウンロードするほうを「下り」、データをアップロードするほうを「上り」といいます。
一般的な使い方をする方は下りの速度を気にしていれば問題ないですが、動画をアップロードする、パソコンやスマホでゲームをすることが多い方は、上りの速度も気にする必要があります。

CATV回線

CATV回線のコースです。
光回線に比べて上りの速度が遅いのが特徴です。
速度の速い順に並べています。

最大速度(下り)最大速度(上り)
J:COM NET 1Gコース1Gbps100Mbps
J:COM NET 320Mコース320Mbps10Mbps

光回線

光回線のコースです。
上りの速度は下りと同じ速さです。
速度の速い順に並べています。

最大速度(下り)最大速度(上り)
光 10Gコース10Gbps10Gbps
光 5Gコース5Gbps5Gbps
光 1Gコース1Gbps1Gbps

私が契約していたコース

それでは、私が実践した速度の改善方法の話に戻ります。
私は「J:COM NET 320Mコース」に契約していました。


その際の通信速度は画像のように28Mbpsでした。
(ルーターから離れた場所からfast.com で測定)


一見かなり低く見えますが、一般的にコースに書いてある速度は最大値であること、ルーターから離れた位置で測定していることを踏まえると、この速度は若干遅いくらいです。
とはいっても、ネット・SNSを見るくらいでは困ることはなく、動画を見ているときにたまに止まる程度です。


速度が遅い問題の解決方法

それでは、私が行った解決方法を紹介します。
私は次の2つを行いました。

  • J:COM NETのコース変更
  • WiFi中継器の設置

それぞれ順に紹介していきます。

J:COM NETのコース変更

まず、コースの最大速度が遅いことが原因であると考えたため、J:COM NETのコースを変更しました。
具体的には、「J:COM NET 320Mコース」から「光 1Gコース」に変更しました。


コース変更した後の速度は、ルーターの近くだと大幅に上がりました。
ですが、ルーターから離れた場所では相変わらず速度が改善しませんでした。

WiFi中継器の設置

次に、ルーターと目的の場所との中間地点に、WiFi中継器を設置しました。


WiFi中継器とは、ルーターから届く電波の範囲を広げるために、電波の中継をする装置のことです。
Amazonや楽天などのオンラインショップ、家電量販店で1台5000円~10000円ほどで販売しています。
私が購入したものはエレコムのこちらの中継器です。

中継器とルーターには相性問題があるので、必ずこれでうまくいくかは保証できないのですが、日本製で手ごろな価格のエレコム、アイ・オー・データ、バッファローあたりから選んでおくと無難です。


結果として速度は以下の画像のように、270Mbpsとおよそ10倍の速度になりました。

それでも速度が改善しない場合

私の場合は上の2つを行うことで解決しましたが、それでも解決しない場合はJ:COMから別のプロバイダに変更することをお勧めします。


人気のプロバイダは以下の通りです。
乗り換える場合だと、キャッシュバックで数万円割り引かれることもあるので、お得に移ることができます。

また、スマホやパソコンを新しいものに変えるのも一つの方法です。
古いスマホやパソコンは最新のWiFi規格に対応していないため、速度が遅くなることがあります。
特に5年以上前のスマホや10年以上前のパソコンの場合は、原因がそちらにある可能性が高いです。


まとめ

今回はJ:COMのインターネット速度が遅い場合の対処法について紹介しました。
私の場合は、J:COM NETのコース変更とWiFi中継器の設置をすることで速度が大幅に改善しました。
それでも解決しない場合は、プロバイダの変更やスマホ・パソコンを新しくすることで解決する可能性があります。


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