はじめに
2025年5月14日に、Googleが「Generative AI Leader（GAL）」という新しい資格を発表しました。
この資格は、生成AIの基礎知識とGoogle Cloudの生成AI関連のサービスに対する理解度をチェックするためのものです。
非エンジニアも対象としており、レベルはFundamental（基礎）になっています。
私は先日、早速この試験を受け、合格しました！
そこで、今回の記事では、対策に使ったおすすめの模擬試験や問題集を紹介します。
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試験内容
試験で問われる内容として、主に2つあります。
- 生成AIの基礎知識（RAGやハルシネーションなど）
- Google Cloudの生成AI関連のサービス・モデル名（Vertex AI SearchやImagen・Veoなど）
1つ目の「生成AIの基礎知識」については、Google Cloudに限らない一般的な生成AIの知識を問う問題です。
検索を組み合わせるRAGや、生成AIのハルシネーション（誤った内容を答えてしまうこと）、教師あり学習・教師無し学習・強化学習の使い分けなどの知識が問われます。
2つ目の「Google Cloudの生成AI関連のサービス・モデル名」については、Google Cloudが提供する生成AI関連のサービスやモデル名を問う問題です。
1つ目の生成AIの基礎知識がある場合でも、こちらの対策はしておく必要があります。
特に以下のサービスやモデル名は、重要なので覚えておくことをおすすめします。
各サービスの使い分けについても問われるので、どのサービスがどのような用途に使われるかを理解しておくことをおすすめします。
- Google Cloudの生成AI関連のサービス
- Gemini App
- NotebookLM
- Vertex AI Search
- AgentSpace
- Model Garden（様々なLLMのカタログ）
- Model Registry（モデルの管理、デプロイ）
- IAM（権限管理）
- Google Cloudの生成AI関連のモデル名
- Gemini（クラウド上でのテキスト生成）
- Gemma（オープンソースのテキスト生成）
- Imagen（画像生成）
- Veo（動画生成）
- Vids（動画編集）
おすすめの模擬試験・問題集
本番の試験は英語なので、模擬試験や問題集も英語のものを使うことをおすすめします。
もし内容がわからなければ、都度Google翻訳を使って意味を覚えれば大丈夫です。
それでは、おすすめの模擬試験や問題集を紹介していきます。
Google Cloudの公式模擬試験
Google Cloudの公式サイトで、無料の模擬試験が提供されています。
約25問ほどあるのですが、これで問題のレベルがわかるため、受験前に一度は解いておくことをおすすめします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScNn5oUIFeMQjtsHilQsJPxDsnP-0DbhDVsIXaBeCmPj-dgYw/viewform
Udemyの問題集
Udemyには、Generative AI Leaderの問題集があります。
実際の問題に近い内容となっているので、この問題集を中心に対策することをおすすめします。
特に、以下の２つの問題集は評判が良く、わかりやすいのでおすすめです。
解き方としては、問題集を解き、わからなければ解説を見て理解する、という方法を繰り返すだけです。
この時丸暗記だと、選択肢が変わったときに対応できないので、解説をしっかり見てなぜその回答になったかまで理解することが重要です。
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まとめ
今回の記事では、Generative AI Leaderの試験内容と、おすすめの模擬試験・問題集を紹介しました。
試験は、生成AIの基礎知識とGoogle Cloudの生成AI関連のサービス・モデル名を問う内容となっています。
対策としては、Google Cloudの公式模擬試験を一度受け、以下のUdemyの問題集を中心に対策することをおすすめします。
それでは、試験で良い結果が出ることを祈っています！
