導入
大学生の時というのは、人生で一番自由時間があると思います。
一方、社会人になると学生時代よりお金はありますが、自由時間というのは大幅に減ってしまいます。
そこで、今回の記事では、情報系の大学生向けに学生時代にやるべきことを紹介します。
大学生に限らず、情報系の学生で、将来就職を目指している人にもおすすめできる内容なので、ぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです。
今回紹介するのは、以下の5つです。
- 資格を取っておく
- 英語を勉強しておく
- インターンに参加しておく
- 実績を残しておく
- 自分のやりたいことをやる
それでは、順に紹介していきます。
スポンサードリンク
資格を取っておく
まず、紹介するのは資格についてです。
社会人になると学生時代よりも時間がとりにくくなります。
このため、学生時代にとれる資格で、有効期限のない資格があれば取っておくと後が楽です。
特に情報系の学生におすすめ なのは、「基本情報技術者」と「応用情報技術者」です。
特に、「基本情報技術者」まではとっておくことをおすすめします。
この2つの資格を勉強することで情報系の知識全般を身に着けることができ、入社後に役立ちます。
また、就活でも有利に働きやすくなるため、学生のうちにとっておくのがおすすめです。
基本情報技術者と応用情報技術者の難易度と形式は以下のようになっています。
おそらく情報系の学生であれば、一度は授業で聞いたことがあるようなものが多いので、きちんと勉強すれば問題なく取得できると思います。
基本情報技術者 | 応用情報技術者 | |
---|---|---|
難易度 | 中級レベル | 上級レベル |
形式 | ・科目A(90分、60問、4択) ・科目B(100分、20問、複数選択) | ・午前(150分、80問、4択) ・午後(150分、5問、記述) |
合格基準 | 全科目で60%以上 | |
受験方法 | テストセンター(CBT) | 試験会場 |
試験日 | いつでも | 毎年4月、10月 |
受験料(税込) | 7500円 | |
有効期間 | 無期限 |
おすすめの参考書をいくつか紹介します。
基本情報技術者試験
科目A対策
科目A向けは以下の参考書が一番評判が良いです。
出る順のため、最後まで終わらなくても得点に結びつくのがメリットです。
科目B対策
科目B向けも同じシリーズの以下の参考書が人気です。
出る部分に集中した作りのため、勉強の時間を短縮できます。
応用情報技術者試験
午前問題対策
午前問題対策には、キタミ式という参考書がおすすめです。
漫画やイラストが間に入っていて理解しやすく、解説も丁寧なのが良い点です。
基本情報向けにも参考書があるので、応用情報まで受験する予定がある場合は、キタミ式でそろえるのもおすすめです。
午後問題対策
午後問題対策には、重点対策という参考書がおすすめです。
重点対策は問題の選び方が良く、しっかりと学習すれば合格レベルになります。
英語を勉強しておく
ITエンジニアや研究者になる場合、基本的に最新の情報は英語で書かれています。
このため、情報系の学生こそ、英語が必要になってきます。
特に就活ではTOEICが評価される傾向にあるため、時間のある学生のうちにTOEICで良いスコアを取っておくことをおすすめします。
TOEIC対策は、「単語」「文法」「長文」の3つに分かれるため、この3つのレベルをしっかり対策すると良いです。
そして、最後に問題集をこなす流れになります。
単語
まず、単語帳は「金のフレーズ」がおすすめです。
「金のフレーズ」はTOEICによく出る単語が載っていて、abceedやmikanというアプリで音声も聞くことができるのが良いです。
もし基本的な単語の理解が不足している場合は、「銀のフレーズ」から始めることをおすすめします。
銀のフレーズはTOEIC600点までを目指す方向けで、beginやwork, companyといった基本的な単語から学びたい場合におすすめです。
文法
文法は、金のフレーズと同じ作者の「文法問題でる1000問」が人気です。
問題量は多いですが、これをこなすことでPart5での失点を防ぐことができます。
長文
長文も金のフレーズと同じ作者の「金の読解」がおすすめです。
金のフレーズに収録されている単語を使った長文がでるため、単語と読解の両方を定着させることができます。
公式問題集
仕上げは何といっても公式問題集です。
実際のTOEICと同じレベルの試験を2回分こなすことができるので、実力を測るのにおすすめの教材です。
スポンサードリンク
インターンに参加しておく
続いて紹介するのは、インターンについてです。
インターン(インターンシップ)とは、学生が就業前に行う「就業体験」のようなものです。
参加する期間によって、数日~数週間の短期インターンと1か月以上の長期インターンに分かれます。
この2つのうち、特に「長期インターン」に早めに参加しておくことをおすすめします。
「長期インターン」は早ければ大学1~2年から参加することができ、参加すると実際に仕事をするため、職業のイメージがつき、実力も身につきます。
時給もアルバイトと同じか、それより上のことが多いため、早めに参加しておくことを強くお すすめします。
私の場合、就活までインターンの経験がなく、インターンの参加経験が豊富な子とは明らかなスキルの差を感じました。
「もっと早く参加しておけばよかった…」と強く後悔したので、ぜひ早めに参加してください。
探し方としては、以下のサイトのようなインターンの求人サイトで自分の興味のある求人を探すのが一般的です。
始めは時給が低くても応募要件が緩いものを探して、応募してみると良いです。
実績を残しておく
可能であれば、大学生の期間中に何か胸を張って言える実績のようなものを残しておくと良いです。
なぜなら、就活の時に自己PRで実績があると、説得力が増すためです。
実績といっても何でも良いのですが、例えばサークルでの実績やインターンシップ・アルバイトでの実績、研究発表や競技プログラミング、ハッカソンなど何でも良いです。
何か1つで良いので、全力で打ち込んでみると良いと思います。
ちなみに競技プログラミングはAtCoderが有名です。
ハマるとなかなか面白いので、もし気になる方はチェックしてみてください。
自分のやりたいことをやる
最後は、「自分のやりたいことをやる」です。
今まで就活を意識した学生時代にやるべきことを紹介してきましたが、ここまで自由な時間が多いのは人生でなかなかないと思います。
なので、今まで紹介してきたことも大切ですが、旅行・サークル・趣味など、長い時間を活かして自分のやりたいことをぜひしてください。
特に旅行は、おすすめの大学生向けの旅行があるので、チェックしてみると良いと思います。
スポンサードリンク
まとめ
今回の記事では、情報系の大学生がやるべきことを紹介しました。
まとめると、以下の5つです。
- 資格を取っておく
- 英語を勉強しておく
- インターンに参加しておく
- 実績を残しておく
- 自分のやりたいことをやる
長いようで短い大学生活、後悔のないよう、ぜひエンジョイしてください!