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情報処理安全確保支援士試験に1か月以内に合格する方法

導入

先日、情報処理安全確保支援士試験を受け、無事合格しました。
対策を効率的に行ったため、勉強を開始してから1か月以内の対策で合格できました。


そこで、今回は時間がない方向けに、徹底的に無駄を省いた情報処理安全確保支援士試験対策の方法を紹介します。



情報処理安全確保支援士試験とは

IPAの試験のレベル表

情報処理安全確保支援士試験(SC)とは、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が主催する情報セキュリティに関する高度な知識・技能を問う試験です。
試験に合格し、所定の申請をすると、「情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)」を名乗ることができます。
試験合格の有効期限は無期限ですが、「情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)」となると3年ごとに定期的な更新をする必要があります。


試験のレベルとしては高く、応用情報処理技術者試験よりも難易度の高い「レベル4」に位置付けられています
実際受けてみた感想としては、難易度は確かに高く、特に午後問題が難易度が高い印象です。
Google Cloudなどのクラウド資格と比較しても難易度が高いと感じたので、しっかりと対策する必要があります。

情報処理安全確保支援士試験
難易度レベル4
(応用情報技術者試験よりも難易度が高い)
受験方法各試験会場
受験料(非課税)7,500円
有効期間無期限
(登録セキスぺは3年ごとの更新あり)

また、試験の形式としては、午前I問題・午前II問題・午後問題に分かれており、それぞれで6割以上取ると合格となります。
午前I問題については過去2年以内に応用情報に合格、または高度試験の午前Iで60%以上取得した場合、免除することが可能です。

午前I問題午前II問題午後問題
試験形式選択式(4拓)選択式(4拓)記述式
試験時間9:30-10:20
(50分間)
10:50-11:30
(40分間)
12:30-15:00
(150分間)
問題数30問25問4問
回答数全問回答2問
合格基準午前I・午前II・午後問題すべてで60%以上
備考・過去2年以内に応用情報に合格、または高度試験の午前Iで60%以上取得した場合は免除可能


1か月以内で合格するための勉強方法

それでは、本題の1か月以内で合格するための勉強方法を紹介していきます。


それぞれの部分に分けて紹介していきます。

  • 情報処理安全確保支援士試験を1度解く
  • 午前I問題対策(午前I免除者は不要)
  • 午前II問題対策
  • 午後問題対策

情報処理安全確保支援士試験を1度解く

まずは直近で開催された過去問の午前I・午前II・午後問題を時間を計って解きます
過去問については、以下の書籍についている直近の試験の過去問と解説を使います。

解いた後は採点をします。
そのあと、それぞれの問題の得点と合格基準の60%を比較し、足りていない部分を重点的に対策していきます


例えば、午前Iが50点、午前IIが40点、午後が45点であれば、午前IIと午後を重点的に対策していきます。
あくまで重点的になので、他の問題を対策しないわけではないです
ですが、それぞれどのくらい不足しているかを事前に把握しておかないと、既に達している部分に貴重な時間を費やしてしまうので事前に把握することは大切です。

午前I問題対策(午前I免除者は不要)

午前I問題については、毎回その時の応用情報技術者試験の午前問題の一部が出題されます。
なので、午前Iの対策については、応用情報技術者試験ドットコムや先ほどの書籍についている過去問を使用します。
最低でも直近6回分は解いておくと安心です


午前問題は過去問がそのまま出たり、選択肢を少しだけ変えたものが出題されるので、各問題について選択肢がなぜ違うのかも含めて把握しておくと良いです。

午前II問題対策

午前IIについても、情報処理安全確保支援士ドットコムや先ほどの書籍についている過去問を使用して、最低でも直近6回分は解いておくと良いです


午前Iと同様になぜその選択肢が間違っているのかも含めて理解する必要があります。

午後問題対策

午後問題対策としては、以下の午後問題の重点対策という書籍1冊のみで良いです
この書籍の第三部を始めから順番に間に合うだけ解いて、解説を読み知識を定着させます。

ここで大事なのが第三部(午後問題の部分)の最初の章から解いていくということです
基本的に頻繁に出題される順番に並んでいるため、必ず最初の章から順に解いていくことをおすすめします。
例え試験までに全部解き終わらなくても、半分くらいまで終わっていれば十分午後問題に合格することはできると思います。



まとめ

今回の記事では、1か月以内に情報処理安全確保支援士試験に合格するための方法を紹介しました。


まず過去問を通して解き、足りない部分を把握してから、効率的に対策をこなすことが大切です。
しっかりと対策をし、合格することを願っています!