導入
最近、「スタート」や「ここからスタート」、「次のページ」などのボタンが表示されている、以下のような誤クリックを狙った詐欺まがいの広告が増えて問題になっています。
サイトに登録しようとして、誤ってこのような広告から別のサイト(timume・streamyasなど)に移動し、クレジットカードなどの情報を登録してしまったという被害が増加しています。
私のサイトにも今年の3月ごろから表示され始めたので、見つけ次第ブロックしているのですが、ブロックしてもイタチごっこのように新しいものが出てきてしまっています。
そこで、今回はそのような怪しい広告の被害に合わないようにするための方法を紹介します。
怪しい広告の特徴・共通点
該当の怪しい広告は「スタート」や「ここからスタート」、「次のページ」などの言葉がボタン上に書かれており、一見すると広告に見えないので、誤ってクリックしやすいです。
timumeやstreamyas以外にも以下のようなサイトがありました。
数はどんどん増えており、イタチごっこの状態になっています。
- kosavu
- mediafyre
- mediacloudtech
- tikritics
- cloudbrc
- braininbits
- bookyourferries
また、具体的な広告としては以下のようなものがあります。
これらは共通していて、「ボタンの形」で、「スタート」などのクリックを誘うような言葉があるという特徴があります。
会員登録ページによく表示されやすく、公式のページと誤解してクリックし、クレジットカードなどの個人情報を入力してしまうパターンが多いです。
当サイトの対策
この問題を受けて、当サイトでも対策を始めています。
該当の広告を見つけ次第ブロックし、当サイト上で表示されないようにすることに加えて、記事中の広告の上に「スポンサードリンク」という表示を追加しました。
これにより、広告の部分がより分かりやすくなるようにしています。
しかし、これらの対応はサイト運営者に任せられています。
このため、対策しないサイトもあるので、自分で身を守る対策をすることが大切です。
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怪しい広告に引っかからないための方法
怪しい広告に引っかからないようにする方法は2つあります。
- 怪しい広告の見分け方を知る
- セキュリティソフトを導入する
それでは順に紹介していきます。
怪しい広告の見分け方を知る
まずは、怪しい広告の見分け方を知ることです。
特徴としては、以下の2つあります。
- ボタンやテキストのリンクのような形
- 「ここからスタート」、「スター ト」、「次のページ」など、クリックを誘うような言葉がある
これらの特徴に当てはまったり、少しでも怪しいと思ったら、広告かどうかを調べます。
広告の場合は、以下のように右上に必ず「i」(インフォマーク)や「×」(バツ印)があります。
もし右上にこれらがあった場合は、怪しい広告なのでクリックしないようにしましょう。
セキュリティソフトを導入する
そうはいっても、右上のマークは非常に小さいので、見逃してしまうことがあります。
そこでおすすめなのが、セキュリティソフトを入れることです。
セキュリティソフトを入れると怪しいサイトにアクセスしたときに、アラートを出し、アクセスをブロックしてくれます。
例えば、ウイルスバスターの場合、timumeのサイトは「危険」と判断されていることがわかります。
この場合、ウイルスバスターがアクセスをブロックしてくれるので安心です。
もちろん100%ではないので毎回広告かのチェックは必要ですが、誤ってアクセスしてしまう確率を下げてくれるので、PC・スマホ両方に入れることをおすすめします。
今回のようなフィッシング詐欺に加え、様々なタイプの攻撃からPCやスマホを守ってくれます。
楽天やAmazonでも買えますが、個人的には公式サイトで買うのをおすすめします。
もし誤って登録してしまったら
もしtimumeやstreamyasなどのサイトに誤って登録してしまった場合、すぐに問い合わせフォームやメールで解約の連絡とクレジットカードの再発行を行ってください。
例え解約の連絡をしても受理されるとは限らないので、必ずクレジットカード会社に事情を説明し、カードの再発行をするようにしてください。
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まとめ
今回はtimume・streamyasなどの怪しい広告の被害に合わないようにするための方法を紹介しました。
方法は以下の2つです。
- 怪しい広告の見分け方を知る
- セキュリティソフトを導入する
このどちらも重要ですが、特にセキュリティソフトを導入することは、完全ではないですが比較的簡単にリスクを減らすことができます。
セキュリティソフトを導入し、画面のクリック前に一呼吸おいてチェックすることで、怪しい広告の被害に合わないようにしましょう!